別府路地裏文化祭・裏メニュー食べ歩き

 別府の10月はオンパク(※)が開催中。各地でいろいろな講座がとりおこなわれ、非常に盛況です。

 それに合わせて、竹瓦温泉界隈では「路地裏文化祭」が開催中です。その路地裏文化祭の「食」のイベントがあります。その名も「裏を食らふ」
2002年10月18日(金)〜27日(日)まで、竹瓦界隈の路地裏の食堂8店舗が、腕によりをかけて、日頃はメニューにはない「裏メニュー」を提供してます。

 別府八湯新聞なるページを勝手に編集している私も、この話題には居ても立ってもいられない。早速、食べ歩いてきました。


オンパク>「別府八湯温泉泊覧会」
別府八湯を会場に、「温泉」「健康・癒し・美」「食」「ウォーキング」をテーマに体験型のプログラムを通して、温泉の底力を知り、地元の人々とのふれあいの中から、別府八湯の魅力を体感してもらう、新しい旅のスタイルを目指すイベント。


 ■大和田鮨 〜カウンターでお鮨体験〜



 まずは、西法寺通りにある大和田鮨へ。

 日頃はちょっと敷居が高くて近寄れない・・・というか回るお寿司しか縁のない私は、かなり緊張気味。

「すみません、路地裏メニューなんですけどいいですか?」なんておどおどしながら職人さんに訊ねる・・・。
「どうぞ!」と威勢のいい声が帰ってくる。

 ちょいとビビリながら、一人でカウンターの端に腰をかける。

 店の中は、結構お客さんがいる。職人さんもてんてこ舞いだ。

 よっ、待ってました。目の前で職人さんが握った握りをできたてが目の前に並んでいく。

 それを片っ端からつまんでいく。うーん、おいしい。お寿司の格好をした回転鮨の握りとは全然違う。噛むたびにうまみが口の中に広がる快感・・・。

 幸せ、かみしめる。

 パンフレットには赤出し付きって書いてあったけど、今日は「しじみ汁」

 これがまたうまし・・・です。
 結構ボリュームがあって、お昼からこのメニューとこの雰囲気は、とっても贅沢な気分を味わうことが出来ます。
 これはおすすめです。

大和田鮨 0977-21-0263
*路地裏メニュー(1000円)は12時〜14時限定



 ■ちゃんぽん 玉八 〜ハーフ&ハーフ(?)〜



 別府駅通からのソルパセオ銀座入り口に下り、そのもうひとつ海側に路地がある。通称「裏銀座の路地」そこに入ってすぐ、ちゃんぽん玉八がある。知らない人はちょっと入るのに躊躇するような路地だが、そこは勇気をもって入って頂きたい。
 玉八の路地裏メニューは、通常は1人前ずつ注文しなければならない、チャンポンとチャーハンを0.5人前ずつ出してくれるセット。

 お店のおばちゃんが非常に愛想がいい。こういうのはやっぱり路地裏の風情だ。なんだかうれしい。

 まずは、チャンポンから。お、ここの麺はラーメンの麺のように細い。長崎のチャンポンを先日食べてきた僕には、ちょいと意外だ。

 でも、汁のからみも良く、これはこれでいいんじゃないかと思う。

 そして、チャーハン。(店内には焼きめしと書いてあるが)

 まず、ひとくち・・・。

 うまい

 魚介類もたっぷり。どうしてか分からないけど、自然においしい。。。これはおすすめです。
 玉八のとなりは、ぎょうざで有名な「湖月」の隣。路地裏グルメ地帯だ。どうしてうまい店が隣同士にあるのかはなぞだ。

PS...二人で食べるのなら、チャンポンと焼きめしを1つずつ食べる方が安い。でも、ここは「チャンポーハン」で決めて欲しい(700円円)。

玉八 0977-23-2469
*路地裏メニュー「チャンポーハン」は昼間限定(でも、16:00に行っても大丈夫だった)



 ■三つ葉グリル 〜路地裏の洋食屋さん〜



 今日の仕上げは、三つ葉グリル。たまたま、別府八湯MLの方々と一緒に夕ご飯を食べに行くことになった。こういう展開は珍しい。

 そうそう、ここのマスター山本さんも別府八湯MLのメンバーである。1階のカウンターを占拠した。
 まず、出てきたのは「豊のしゃも鉄板焼き」(1200円)

 地鶏で良くある筋の堅さもなく、非常に上品。

 マスターの山本さんによると、この"しゃも"は非常に丁寧に作られていて、全然肉が違うのだとか。生産者も自分の気に入った人にしかしゃもを売ってくれないらしい。

 「鶏肉は堅さなど、好みが人によって違うので難しいんですよね」とマスター。

 目の前の鉄板で焼いてくれたしゃもはうまいです。

 次に出てきたのは、「豊のしゃものタタキ」(950円)

 先ほどのしゃもをタタキにしたもの。かぼすをかけて口に放り込むと、柔らかく広がるうまみ。

うまいっっっっっ!

 こりゃ、贅沢です。舌の上でとろけるように、そして、噛むと甘みがあふれ出す・・・。
 三つ葉の裏メニューには、ご飯は付いていないので、鶏肉でこの値段というのは正直高いですが、これでもギリギリの価格で提供しているのだとか。それでも、これだけの肉をこれだけ安く提供してくれる生産者はなかなかいないとのこと。

 山本さんが、この肉を手に入れる際に、生産者の方に「どうやって食べたらうまいかなぁ?」と聞いたところ、「そりゃ、そんまま食べるのが一番や」と答えが返ってきた。山本さん自身は、ワインに漬け込もうかなど、材料に負けないようにと凝った料理法を考えてたのだけど、その一言でタタキになった・・・と笑いながら教えてくれました。

 とにかくうまいです。
 すごくトクした気分です。




 みんなMLの仲間ということで、おまけに"しゃも"のささみ肉を出してくれました。生です。わさび醤油に付けて食べるという贅沢・・・。うーん、たまらん。・・・だけど、これはメニューにはないので、普通は食べられません、残念ですが・・・。

三つ葉グリル 0977-23-2887
*路地裏メニューは昼・夜ともに提供。ただし、数量限定。



 と、おいしさも詰まった路地裏文化祭。このほかにも5件お店が裏メニューに協力しています。今回は、完食したいものだと、密かに思っている私でした。

 出かける際は、気まぐれの店もあるので、ここでメニューを調べてから、電話で確認してからの方がいいみたいです。ぜひ、体験してみてください。

<Link>
路地裏文化祭
オンパク
そしてもちろん別府八湯新聞

Reported by K_Kadowaki
2002.10.21