■青春18切符でGO! 2005/1/9編
瀬戸大橋線で宇野へ
遅れてるんだけど、信号待ち中
うーん・・・だ。

宇野港を目指す

昨日の朝が早かったからか、ちょっと寝坊しちゃった、9日の朝。

今日の目的地は、香川県の直島
いつもの如く、時刻表をめくって、今日のスケジュールを組む。朝にその日のスケジュールを組むっていうのが、なんだか自分のリズムになってきた

今日は、青春18切符を使わない日である。久しぶりに駅で切符を買う感覚が新鮮
岡山駅はどういう訳か自動改札ではないので(ってか、JR西日本って人が改札している駅が多くて驚く)、駅員さんから切符にスタンプを押してもらうのは一緒なんだけどね。

昨晩と同じく、岡山駅発のマリンライナーで途中の茶屋町へ。茶屋町から乗り換えて宇野へ向かう。と、いきなり列車の待ち合わせの関係で、10分遅発。瀬戸大橋線の岡山側は列車本数が多いくせに単線区間が多く、しょっちゅう電車が遅れる。今日は港の乗り換えが10分ちょっとしかないので、ちょっと焦る

岡山駅を出ても遅れる一方、乗り換えの茶屋町では15分遅れうーん、厳しいか・・・

あなごを焼いてた
宇野港の市にて・・・試食がめちゃうまだった
遅れてるのに、初心者に乗務させるなよぉ!

茶屋町から宇野に向かう電車は、こともあろうか見習い乗務員の訓練をやっている。遅れているくせに見習いの運転手の動作が一つ一つ遅く、どんどん遅れるおいおい、君らは定時運行を行う気はないのかい・・・大丈夫かJR西日本。

案の定、仮免の教習車状態の電車は全く遅れは取り戻せず、宇野駅に着いたときには、直島行きのフェリーは既に岸を離れていた次の出航までは2時間。ううう、やられた。JR西日本め!

ちょいと、お怒りモード 笑

広場で市をやってるぞ

港の広場にテントが建ち、なんだか賑やかだ。(いち)が出てるみたいだ。

牡蠣の炭火焼き、1個100円をゲット。
その他にも、くじで焼き芋が当たったり、ぜんざい無料で振る舞われたりと、なかなかお金をかけずに楽しめる。店のおばちゃん達と話したりしながら、意外に楽しい、おいしい時間が過ぎた。


おー、牡蠣があるぞ
1個100円で、炭焼きにしてくれます

うしし(^o^)v
わーい、牡蠣、焼き上がったよー。
うまうま!

ただで頂いちゃった
宇野港の市に来たお客様に振る舞われてたのが、ぜんざいと石焼きいも。

ぜんざい、ちょっと薄め
いも、焼きすぎ

だけど、タダもんね
貧乏旅行にはうれしいです(^o^)

直島行きのフェリーにて
ようやく直島行きのフェリーに乗り込んだ。
直島まで20分、280円
■直島上陸
直島村営バスで
直島の宮浦港から地中美術館までは村営バスが出ている。100円で島内の主なところを回ってくれる、取っても便利なコミュニティバス

さぁ、地中美術館へ!

宇野港から直島までフェリーで20分。穏やかな瀬戸内海を滑るように進んだフェリーは、あっという間に直島港へ。直島港では村営のコミュニティバスが待っていた。満員のお客さんを積み込んで、バスは今日の目的地、地中美術館へ向かった。

>地中美術館 http://www.chichu.jp/

直島は岡山に本社のあるベネッセが、芸術の島つくりを進めている場所である。

昨年、クロード・モネウォルター・デ・マリアジェームズ・タレルの作品が安藤忠雄設計の建物に永久設置した地中美術館がオープンした。この美術館は、昨年秋の芸術系や建築系の雑誌に紹介され、個人的にはすごく気になっていた場所なのだ。

バスが駐車場に着く。

ここには小さなチケットブースがあるのみ。このチケットブースから先は建物などすべての写真撮影が禁止、携帯電話の電源投入も禁止。なおかつ、少し人が多いと入場制限がされるなど、まるで青少年の家の如く細かい規則がある 笑
なんか不必要なくらいもったいぶっているし、入館料も2000円と高いし、ちょっと嫌な感じ

地中美術館チケットセンター
バスはここまで。
ここでチケットを購入して、歩いて地中美術館への山道を登っていく。ここから先の写真撮影も禁止。携帯電話の電源もOFF。ここで荷物をロッカーに預けてチケット片手に出発!
すげかった、すごいや

でもね、すげかった。この美術館。

普通の美術館って芸術作品を見る空間だけど、ここは芸術作品の中に入る、もしくは自分も作品の一部になる、そんな空間だった。あっぱれ

・・・ひとつ注文を付けるとすれば、スタッフのクオリティかな? もう少しきれいな接客が出来たら最高なのにね。今の状態だと、ちょっと浮いてるかなぁって思った。

直島では別に家プロジェクトという、1998年に始まった、直島の町を舞台とした常設のアートプロジェクトもベネッセの手で行われている。こちらのジェームズ・タレルの作品もよかった。自分の中の隠れた感性が呼び起こされる感じ。こっちもおすすめだから、行ってみてくださいねー。

>家プロジェクト http://www.naoshima-is.co.jp/arthouse.html

直島には、ゆっくり何泊かするのも良さそうですよ。
夕暮れの近づく瀬戸内海を岡山へ。倉敷にて宿泊。


直島・シーサイドパークに向かって
村営バスからの眺め
いいでしょ、島って感じでしょ
ゆっくり泊まって散策したくなるでしょ

直島・シーサイドパーク
あー、降りたいよー〜。

地中博物館・チケットセンター横の待合室
こんな、ちょっとお洒落な空間で
本でも読みながらバスを待つのも
また、いい時間ですよね

地中美術館・地中カフェのテラスから
地中美術館にあるカフェ、地中カフェ。
カフェからは瀬戸内海を望みながら、
食事やカフェを楽しむことが出来る。
ここで食べた、カフェのアイスが、メチャうま!

で、そのカフェ前のテラスからの
瀬戸内の島々の風景。
実はここも写真撮影禁止だけど、
携帯のカメラにて 笑


地中博物館にやってきました
地下2階の入り口から展示物のある地下1階へ
階段は箱庭を中心に設置された階段を使って地下1階へ上る。きれいに刈られた緑と空の光を匠に取り込んだ空間が美しい。
ここからばっちりアートしていることに感動。
すごく気持ちのいい美術館の始まりだ。

撮影禁止なので、記憶を元に絵を描いてみた。
絵が下手で、なんかよく分からないけど。


地中美術館・地中ストアからクロードモネ室へ
壁に囲まれた狭い廊下。
屋根はない。空が見える。
左の壁が右に傾いているので
なんだか、平衡感覚が変になっちゃった気分。

でも、帰るときにはこの傾いた壁が
気にならなくなっている。

なんか、先入観にとらわられず、
現実を現実のままに受け入れられるようになる、不思議な美術館。

クロード・モネ室
クロード・モネ室は土足禁止。手前の下駄箱でスリッパに履き替えて入る。中は2cm角程度の白い石がタイルのように敷き詰められている。

前室を抜けて、展示室へ
天井の高い、真っ白の部屋

モネの「睡蓮」シリーズが、ガラスの枠に入れて飾られている。この絵を飾るために設計されている。僕の知っている美術館とは全く違う、芸術の中に自分がたたずんでいるような感覚が非常に心地よい。住んでしまいたい欲求に駆られる。

この感覚に一番近いのは、うみたまごの「うみたまホール」かも・・・って思った。

ジェームズタレル室・space2
手前の階段を上り、青く照らされた空間へ入る
タレルらしい、光の空間アート

いるだけで、心の中が真っ白になるような感じがした。悟りが開けそう 笑

ここも何度か入り直した。
入るたびに、違った感動があるのが不思議。

他のスペースも、すばらしい。
素晴らしすぎ!  また来たい・・・。

家プロジェクト・護王神社
家プロジェクトも屋内は写真撮影禁止。唯一撮影が出来るのがこの護王(ごおう)神社。

護王神社
本殿に続く階段が1本の石なのである。
で、その石の上に透明の石(アクリルなのかな?)が置いてある。で、この階段って、まだまだ下まで続いているのであった。

護王神社の横に・・・。
護王神社から少し下った場所に、こんな横穴がある。この横穴を進むと、護王神社の本殿下に通じている。先ほどの本殿からの階段が、この奥の地下室につながる。

護王神社・地下室から
護王神社の地下室から外を望む。
せまい〜。
でも、なんか神秘的。

このほかの家プロジェクト、「角屋・南寺(ジェームズ・ダレル)」も、すばらしかった。なんだか、自分の隠された能力を引き出されるような感じ。

ぜひ、行ってみてください。

直島・宮浦港前にて
日暮れが近づいてきた。ぼちぼち、岡山へ戻ろう。港前の食事処にて。
たこがうまそーで、ぱちり!

直島を離れる・・・。
あっという間の直島だった。
この島から離れるのはさびしいけど、
また来ようと誓ったのでした。
>>>青春18切符でGO! 2005 1月10日編に続く......

今日の行程
岡山-->茶屋町-->宇野-->宇野港-->直島・宮浦港-->直島・地中美術館-->直島・本村地区(家プロジェクト)-->直島・宮浦港-->宇野港-->宇野-->茶屋町-->岡山-->倉敷 
移動距離: 81.5Km(鉄道のみ)
所要時間: 10時間

2005.1.22 by Kadowaki Kuniaki

おーいたより